寝ている最中に歯を擦り合わせてしまう歯ぎしり。いびきと同じで人に聞かれると恥ずかしいですし、なにより歯を痛める行為でもあります。
歯ぎしりには歯並びが大きくかかわっていると聞きますが、実際はどうなのでしょうか?歯並びと歯ぎしりの関係について紹介していきます。
まず、歯ぎしりの一番の原因はストレスです。仕事や人間関係などのストレスから、無意識のうちに歯を咬み合わせてしまうことが多いそうです。そしてもうひとつの大きな原因が歯並びの悪さです。
実際は、歯並びの悪さと言うよりかみ合わせの悪さが原因となることが多いようです。上下の歯が適切な形で接していないと、筋肉が緊張してしまい、歯ぎしりをしやすくなってしまいます。
歯ぎしりをしてしまうと、たくさんのデメリットがあります。
そもそも、歯ぎしりにはグラインディング、クレンチング、タッピングという三つの種類があります。グラインディングはギリギリ型とも呼ばれ、上下の歯を擦り合わせることで音を鳴らすというタイプです。この場合、歯が削れて短くなってしまったり、不揃いになったりします。また、根元が弱くなってしまい、歯がぐらぐらするようになる可能性もあります。
クレンチングは、上下の歯を強く食いしばるタイプで、音がしないのが特徴です。このとき、歯には食事をしているときの10倍もの圧力がかかっており、歯の被せ物が割れたり歯が脆くなってしまう原因にもなります。
最後に、タッピングとは上下の歯をかちかちとぶつけるタイプです。こちらも歯へのダメージが大きく、歯がかけてしまったりすることもあります。歯ぎしりを治すためには、マウスピースによる予防や、歯並びの改善などがあります。
もちろん当院でも、マウスピースを作る事が出来ます。保険診療で作ることが出来ますので、お気軽にお問い合わせください。