こんにちは。あらい歯科クリニック玉川学園前の院長、新井容太です。
「しっかり噛めなくて食事が楽しくない」「インプラントって本当に噛めるようになるの?」とお悩みの方も多いのではないでしょうか。
今回は、しっかり噛めるようになるための治療であるインプラントについて解説していきたいと思います。ぜひ参考にしてみてください。
インプラントでしっかり噛めるようになる?
インプラント治療を検討されている多くの方が抱える疑問の一つに、「本当にしっかり噛めるようになるのか?」という点があります。結論から申し上げますと、多くの場合、適切に行われたインプラント治療によって、これまで諦めていた硬いものもしっかり噛めるようになることが期待できます。
この強力な噛む力を可能にするのは、インプラントが顎の骨に直接結合するという特性にあります。一般的な入れ歯が歯茎の上に乗るだけなのに対し、インプラントはチタン製の人工歯根が顎の骨と強固に一体化するオッセオインテグレーションというプロセスを経て、安定した土台を築きます。
治療結果には個人差があり、インプラントを長期間安定した状態で維持するためには、治療後の適切なメンテナンスが不可欠です。メンテナンスをしっかりと受けてインプラント周囲炎などのリスクを避けることで、長期間にわたってしっかり噛める喜びを享受できるようになります。
インプラント治療後に噛めるようになるまでの期間
インプラント治療は、人工歯根を顎の骨に埋め込んでから、最終的に噛めるようになるまでに一定の治療期間を要します。これは、埋め込んだインプラント体が顎の骨と完全に結合し安定するまでの大切なプロセスが必要なためです。
「噛めるようになる」までの主な流れと期間の目安は以下の通りです。
2.治癒期間(骨との結合): 手術後、骨とインプラントが「安定」して結合するまで待ちます
・下顎の場合: 約2~3ヶ月
・上顎の場合: 約4~6ヶ月
この間は仮歯を使うこともありますが、大きな力をかけないよう注意が必要です。
「噛めるようになる」までの総期間の目安は、一般的に3ヶ月~1年程度です。
インプラントはあらい歯科クリニック玉川学園前へご相談
あらい歯科クリニックでは、1,500本以上のインプラント治療実績を有する院長が、患者様一人ひとりの歯や骨格に合わせた精密治療を提供しています。
静脈内鎮静法も対応しているため、手術が不安でためらっている方も、ぜひ一度カウンセリングにお越しください。
【執筆監修】
医療法人社団あらい歯科クリニック
歯科医師 院長 新井容太