皆さん、こんにちは。町田市玉川学園前の歯医者、あらい歯科クリニック玉川学園前です。
近年は「白くきれいな歯」に対する関心が高まり、ホワイトニングを希望される患者様が増えています。しかし、施術後に「歯がしみる」「痛みを感じる」といった症状に悩まれる方も少なくありません。これは決して珍しいことではなく、ホワイトニングの仕組みや歯の状態に関係しています。本記事では、ホワイトニングで歯がしみる原因をわかりやすく解説し、痛みを抑えるための具体的な対処法を 6 つご紹介します。歯茎や噛み合わせの状態によっても影響があるため、正しい知識を身につけて安心してホワイトニングを受けられるようにしましょう。
▼ホワイトニングで歯がしみる原因は?
1. 薬剤による一時的な刺激
ホワイトニングは過酸化水素や過酸化尿素を用いて歯の内部にある色素を分解します。この過程で薬剤が象牙質に伝わり、一時的に神経を刺激することがあります。そのため「ズキッ」とした感覚が出ることがあるのです。
2. エナメル質の薄さ
患者様によってはエナメル質が生まれつき薄い方や、加齢・歯ぎしりで摩耗している場合があります。エナメル質が薄いと、内側の象牙質に刺激が伝わりやすくなり、ホワイトニングで歯がしみる原因になります。
3. 歯茎の状態
歯茎が下がって歯根が露出している場合、薬剤が象牙質に直接作用しやすくなります。特に歯周病や加齢で歯茎が下がっている患者様は注意が必要です。
4. 虫歯や知覚過敏がある場合
小さな虫歯やヒビ、知覚過敏があると、その部分から薬剤が内部に浸透しやすくなりま
す。その結果、通常よりも強い痛みやしみを感じることがあります。
5. 噛み合わせや歯ぎしりによる影響
強い噛み合わせや歯ぎしりの癖があると、歯の表面に小さな亀裂が生じやすくなります。その部分から薬剤が入り込み、痛みが出ることもあります。
▼ホワイトニングの痛みを抑える 6 つの対処法
1. 施術前に歯の健康状態をチェックする
ホワイトニングの前には、虫歯や歯茎の炎症がないかを確認することが大切です。歯科医院で事前に検査・クリーニングを受けることで、不要なしみを防ぐことができます。
2. 知覚過敏用の歯磨き粉を使用する
硝酸カリウムやフッ素を含む知覚過敏用の歯磨き粉を普段から使用すると、神経への刺激を抑えやすくなります。ホワイトニングを検討されている患者様には、数週間前から使うことをおすすめします。
3. 使用頻度や時間を調整する
ホームホワイトニングではマウスピースを装着する時間を短縮したり、1 日の使用を隔日にすることで痛みを和らげられます。オフィスホワイトニングでも、薬剤の濃度を調整することが可能です。
4. フッ素塗布やコーティングで歯を強化する
フッ素はエナメル質を強化し、刺激を受けにくい状態にします。歯科医院でフッ素塗布やコーティングを受けることで、ホワイトニング後のしみを軽減できます。
5. 冷たい飲食物を控える
ホワイトニング後は一時的に歯が敏感になっています。氷水やアイスなど冷たい飲み物・食べ物は避け、常温の飲食を心がけることで不快感を軽減できます。
6. 症状が強い場合は一時中断する
強い痛みが続く場合は無理にホワイトニングを継続せず、一旦中止することが大切です。数日休むことで症状が和らぎ、その後改めて治療を再開できます。歯科医師に相談しながら進めることが安心につながります。
▼まとめ
ホワイトニングで歯がしみる原因には、薬剤の刺激、エナメル質の薄さ、歯茎の下がり、虫歯や知覚過敏、噛み合わせなどが関係しています。しかし、事前の検査や知覚過敏対策、フッ素塗布、施術の調整などを行うことで痛みを抑えることは可能です。ホワイトニングは適切に行えば安全性が高く、自然な白さを手に入れる有効な方法です。歯がしみる原因を理解し、正しい対処法を実践すれば、快適に美しい歯を目指せます。ご不安のある患者様は、ぜひ当院へご相談ください。
【執筆監修】
医療法人社団プレジールあらい歯科クリニック玉川学園前
歯科医師 院長 新井容太